穿刺ドレナージ
穿刺とは・ドレナージとは
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- 穿刺(せんし)とは
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穿刺(せんし)とは、体外から血管・体腔内や内臓に注射針を刺すことです。
検査のための組織や体液などを取ったり、体内にたまった体液やうみを排出したり、治療のため薬物を注入したり、ラジオ波凝固療法(RFA)に代表される「切らない治療」を行ったりするために行われる医療行為のことです。
点滴や採血も、穿刺の技術を用いて行われます。
当クリニックでは、超音波やCT透視(とうし)等をもちいて、さまざまな場所に針をすすめて、痛みの少ない診断や治療をおこなっています。
- ドレナージとは
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ドレナージとは、体外から穿刺の技術をつかって、体内にたまった余計な水分、血液、うみ、液体などを体外に抜く処置のことです。
通常ドレナージは、医療行為として感染症の原因物質を抜いたり、体液を抜くことによる減圧を図るために行われます。
当クリニックでは、超音波やCT透視(とうし)をもちいて、さまざまな場所に針をすすめて、痛みの少ないドレナージ治療をおこなっています。
- 巨大肝嚢胞(のうほう)
治療前(胃を圧迫) - 嚢胞(のうほう)縮小
治療後6か月 - 細いチューブを入れて、
たまっていた液をバッグへ排出
穿刺ドレナージとは
- 穿刺ドレナージとは
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当院では一般に難易度が高いと言われる場所への穿刺・ドレナージも積極的に行っています。
通常、超音波で見えにくいものも、CT装置を使って、正確で痛みの少ない検査・治療を行っています。
他院で膿瘍(のうよう=うみ(膿)のたまり)や液貯留でお困りの場合、お気軽にご相談ください。
当院は、日本穿刺ドレナージ研究会の事務局として、エビデンスに基づいた、より精度の高い、安全な穿刺・ドレナージ技術の発展に寄与しています。