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台湾人技師 黄博傑が日本の診療放射線技師資格を取得

2014/05/15

当院勤務の台湾人技師:黄博傑が第66回診療放射線技師国家試験に合格し、
母校:Yuanpei University(元培科技大學)のホームページにもニュースとして
取り上げられました。
http://sec.ypu.edu.tw/files/13-1004-34918-1.php?Lang=zh-tw
今後は当院技師として業務に従事していく予定です。

黄君の写真1
▲写真中央が黄博傑

<Yuanpei University(元培科技大學)のホームページ日本語訳は以下のとおり>
Yuanpei University(元培科技大學)の放射線科の卒業生:黄博傑氏は
今年日本の診療放射線技師国家試験(第66回診療放射線技師国家試験)に合格した。
黄氏はYuanpei University(元培科技大學)に来訪し、先生方の指導や協力に対し
謝辞を述べ、またYuanpei University(元培科技大學)の後輩の日本での活躍に
協力したい意向を示した。

黄氏はYuanpei University(元培科技大學)の大学院卒業後、生技会社で
1年ほど働いた。
その後、後輩が勤務する会社と親交のあった(都島放射線科クリニック)
採用担当者が日本語と中国語を話すバイリンガルな人材を探していることを
後輩から聞き、(都島放射線科クリニック)採用担当者との面接を経て、
2012年より都島放射線科クリニックに就業した。
但し、日本の診療放射線技師の資格を保有していないため、放射線業務には
従事していない。

2014年2月に第66回診療放射線技師国家試験を受験し、同年3月に合格した。
黄氏は日本語学校在籍中に日本語能力試験(JLPT)の1級を取得していた。
黄氏は絶対に日本の診療放射線技師国家試験に合格しなければならなかったため、
入念なテスト勉強を行った。
当初はテスト問題の日本語の意味は分かるものの、解答の意味が分からず、
何度も何度も読み返し毎晩12時まで勉強を行い、ついに診療放射線技師国家試験に
合格した。

待遇面も好待遇で、試験合格後はまた昇給があると思われる。
また、日本(都島放射線科クリニック)の職場環境も良く、楽しく仕事をしており、
日本での仕事がとても好きだと黄氏は言う。

(Yuanpei University(元培科技大學))入学時に見た多くの設備に
日本語表記があったことや、黄氏の憧れである多国語を操る俳優の金城武のように
なりたいと日本語習得を即決し、日本語を習得するという日本で就業するための
下地を事前に作ったことにより、日本で働く機会を得ることができたことを彼は
証明した。

今回の台湾の母校への来訪では、これまでの先生方の指導や日本の診療放射線技師
国家試験に必要な申請書類の提出等に協力をいただいたことに黄氏は大変
感謝している。
同時に、各種書類の申請等は複雑で、そういう類の問題にも自身が
直面したことにより、黄氏は後輩達が日本で順調に就業できるように
協力できればとも言う。